Pythonはインタープリタ言語です。つまりコンパイラが不要です。基本的にはエディタだけでプログラムをつくれます。これはインターネットの黎明期htmlをエディタで記述してIEかNetScapeNavigatorで確認するのと同じです。ホームページ編集ツールがでてきてホームページの編集が効率的になりました。同様にPythonの開発でも効率的な環境があれば開発が楽になります。
Raspberry Piの最初からインストールしてあるプログラムとしては、 geany:テキストエディタとしてはシンプルで使いやすいがデバッグ機能がない。 Python3(IDLE):2つのWindowが出るので違和感が強いので却下。 Thonny:シンプルかつデバッグもできる。
というわけでThonnyに決定しました。ところがRaspberry PiでもVisual Studio
Codeが使えるということがわかりました。Visual StudioとはVisual
C++初期版からの付き合い(?)です。また、ホームページ編集ツールとして使ったことがあるので、Visual Studio
Codeを使ってみたくなりました。Googleで調べるとインストールは超簡単。
pi@raspberrypi:~ $ sudo -s
root@raspberrypi:/home/pi# . <( wget -O - https://code.headmelted.com/installers/apt.sh )
結局インストール失敗です。
1年前できたことが今できない! というのはよくある話です。
これはもうどうしようもないか?と思いました。しかし、apt.shを何やら書き換えればなんとかなる?と思い。 wget
https://code.headmelted.com/installers/apt.sh apt.shを入手。
apt.shをエディタで修正。 コメントでなかった行をコメントにする #apt-get install -t
${repo_name} -y ${code_executable_name}; コメントになっていた行をコメント削除
apt-get install -t ${repo_name} -y --allow-unauthenticated
${code_executable_name}; 保存します。
sudo su . apt.sh
これでインストールができました。 起動してみると、
中身が真っ暗です。 せっかくインストールできたのになんじゃこりゃ!です。いろいろ調べてみると、Visual Studio
Code(code-ossというのが正式名称?)はダウングレードできるとのこと。早速やってみる。 sudo apt-get install
code-oss=1.29.0-1539702286 --allow-downgrades 起動してみると、
やっとインストールできた。 バージョン1.32のインストールに不具合があり1.29にダウングレードするとまともに動くようです。 |